今回は、F1ドライバーの角田裕毅さんについてです。
海外では大人気の角田裕毅さん。
ところが、母国日本ではイマイチ盛り上がりに欠け、人気がないように感じています。
この記事では、その理由を考察していきたいと思います。
角田裕毅さんについて気になるかたはぜひ最後までお読みください!
海外で大人気!
角田裕毅さんはヨーロッパ、北米で大人気。
子犬のようなかわいらしい魅力で日本人アスリートのイメージを覆しています。
このかわいさは唯一無二の存在でしょう!
また、かわいさに反して彼のドライバーとしての強さが伝わっているからだと思います。
この部分についてもう少し掘り下げてみましょう!
良い意味で日本人のイメージを覆す
角田裕毅さんは良い意味で日本人のイメージを覆したのだと思います。
例えば、昨年の日本グランプリ前のファンイベントで、ドライバーのみんなに日本語を教えてくれと促された角田裕毅さんは「私たちはみんな、裕毅より遅い」と教えていました。
また、昨年のメキシコグランプリでファンに声をかけられた彼は、ぴょんぴょん跳ねながらダッシュして向かいサインに応じていました。
このような行動をとる日本人アスリートはいませんでしたよね。
その一方、かなり口が悪い一面もあり、レース中は「シャラップ!!」とか「シット!」とか言ってますね。
シットはピー(放送禁止)になるので私の想像ですがおそらくそう言っているでしょう。
このように、禁欲的な日本人トップアスリート像からするとかけ離れた印象を持ったことでしょう。
しかし、一流選手というのはそういうものかもしれませんね。
野茂英雄さん、大谷翔平さんも少なからず日本人アスリートのイメージを変えてきたと思います。
人気になるにはステレオタイプの日本人アスリートから飛び抜けた部分が必要なのかもしれませんね。
F1運営は強い角田推し?
そんな、愛くるしいキャラクターの角田裕毅さん。
F1の運営も積極的に利用しています。
例えば、昨年のラスベガスグランプリではこんな投稿がありました。
今シーズン、傑出したドライバーは誰ですか?と煽る投稿です。
そのセンターに角田裕毅さんがいますよね。
これは角田裕毅さんのかわいさではなく、ドライバーとしての強さをF1の運営が認めているからだと私は思います。
今年のレースの結果、ドライバーからの評価、専門誌の評価はそれを肯定しているのではないでしょうか。
日本で人気無い理由とは
次に、彼が日本で人気がない理由を調べてみました。
すると、角田裕毅さんというより、F1を見ない人が多いようです。
コアなファンを除くとF1は日本では不人気といえそうです。
その理由を2点挙げてみましょう!
メディアのF1の扱いが小さい
一点目はメディアでの扱いが小さいことが挙げられます。
地上波でF1の話題を聞くことはほとんどなくなりました。
フジテレビがF1の中継から撤退したのが2011年のこと、すでに13年が経ちましたね。
現在は僅かな時間のニュースとして取り上げられることはあるものの、ごく限られています。
専門誌はあるものの、それ以外はwebニュースがチラホラと言った状況です。
毎日ニュースを聞かない日はない大谷翔平さんと比較するとその差は歴然ですね。
F1の視聴者が少ない、つまり知らない
二つ目は視聴者数の少なさ、つまりF1自体を見ている人が少ないのです。
今年、2024年のマイアミグランプリでは、アメリカでの視聴者数(ピーク時)が過去最高の360万人をこえました。
出典のF1速報はこちら
その一方で、日本では鈴鹿グランプリの観客動員数こそ増やしているものの、テレビやオンラインの視聴者は上位20カ国にも入っていないそうです。
この背景には、強い日本人ドライバーがいなかったことが挙げられると思います。
なぜなら、視聴者数上位だったドイツも、シューマッハ、ベッテルの引退によりここ数年で視聴者を減らしているからです。
反対に、現在視聴率上位のイギリスでは、ハミルトン、ラッセル、ノリスと優勝を経験したドライバーが名を連ねています。
このことから、角田裕毅さんが強くなれば、日本におけるF1の視聴率も上がり、彼自身の人気も上がると私は予想しています。
来季のドライバー市場が加熱してきましたね。
優勝できるチームに入れると良いのですが。
今後の動向に注目しましょう!
まとめ
ここまでF1ドライバーの角田裕毅さんについてみてきました。
彼は北米やヨーロッパでは大人気です。
一方で日本ではあまり人気がないようです。
その原因は、知名度が低いこと、状況を変えるには彼自身が強くなることが必要ではないかと考察しました。
彼の頑張りに期待しましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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