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2017年、岩崎宏美はある仕事でこれまでとは違う緊張を味わいました。それが実写版「美女と野獣」のポット夫人役です。長年舞台で培ったミュージカル経験を持ちながら、なぜ声だけの表現に挑戦したのか。その背景を探ると、岩崎宏美という人の「歌への向き合い方」が見えてきます。
岩崎宏美が声優に抜擢されたのはなぜか
2017年公開の実写版「美女と野獣」で、岩崎宏美はポット夫人役の声と歌を担当しました。
歌手・女優として40年以上のキャリアを持つ彼女ですが、アニメや映画の声優としての起用はこれが初めてといわれています。

ディズニーが岩崎宏美を選んだ背景には、その圧倒的な歌唱力に加え、ミュージカル舞台で長年培ってきた経験が決め手になったといわれています。
特に1987年に日本初演となった「レ・ミゼラブル」でファンティーヌを演じた実績は、岩崎宏美の「歌って演じる」能力を世に示した重要な下積みでした。
声優という仕事が歌手とどう違うのか
舞台やライブでは、表情・身体・視線など全身を使って感情を表現できます。しかし声優の仕事では、声だけで物語と感情のすべてを届けなければなりません。
さらに映画のアフレコは、すでに撮影された映像に声を合わせる作業であるため、自分のペースで歌うことが難しいという独特の制約があります。
岩崎宏美はポット夫人を通じて「声だけで伝える難しさと面白さ」の新しい側面に気づいたと語っています。
長く歌手として活動してきたからこそ気づける「声の可能性」が、声優という仕事との出会いによってさらに広がったといえるでしょう。
ポット夫人という役が持つ意味
ポット夫人は、魔法によってティーポットの姿に変えられてしまった女性です。魔法が解けない間も、子供のために明るく強くあろうとするその姿が物語の核のひとつになっています。

岩崎宏美自身は、2度の結婚・離婚を経験し、離婚後に息子たちとの別居という辛い時期を乗り越えてきた人物です。
当て書きではないキャラクターであっても、自らの人生経験が役の感情に厚みをもたらすことがあります。ポット夫人に込められた「母の強さ」は、岩崎宏美の声を通じてより深く響いたと感じた人も多いのではないでしょうか。
まとめ:岩崎宏美の「声優挑戦」が教えてくれること
歌手としての岩崎宏美しか知らなかった方には、ぜひ実写版「美女と野獣」のポット夫人の歌声にも注目してほしいと思います。
50年のキャリアを経てもなお新しい表現の領域に踏み出す姿勢は、岩崎宏美という人の音楽に対する真摯な姿勢そのものを表しています。
「声優版の岩崎宏美」は、歌手としての彼女の魅力とは少し異なる、繊細な声の表現力を感じられる貴重な記録です。
岩崎宏美の声が好きなすべての人に、ポット夫人の歌は必聴と言っても過言ではありません。



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