タレントの勝俣州和さんについてです。
今回、彼がフジテレビ「酒のつまみになる話」に出演され、老害かどうかが議論になるみたいです。
「老害」は最近よく聞くようになった言葉ですね!
そこでこの記事では、改めて「老害」の言葉の意味を確認した上で、勝俣州和さんは老害なのか?老害ではないのか?みていきたいと思います!
勝俣州和さんについて気になるかたはぜひ最後までお読みください!
老害とは?二つの意味があった!
広辞苑を調べたところ、老害の意味は2つありました。
一つは、ある団体を指して、硬直した考え方の高齢者が影響力を持ち続け、組織の活力が失われること。
もう一つは、老人による害。
この記事のテーマは勝俣州和さん個人的な事柄ですので、後者の「老人による害」という意味で見ていきます。
老人による害とは?具体的に
ところで、「老人による害」とは具体的にどんなものがあるでしょうか?
ネット上の例を挙げてみましょう!
高齢ドライバーによる事故
知覚や運動能力の低下により、交通事故を起こします。
私の家の近所でも90歳を超えるドライバーが小学生を轢いてしまうという悲しい事故がありました。
最近平日休みをとって気づいたのですが、高齢ドライバーは小学生の帰宅時間に運転しがちです。
私も小学生の子供を持つ身、やめて欲しいですね。
運転しなくて済むような環境整備も必要でしょう!
すぐ怒る
怒って問題解決しようとします。
最も原始的な解決手段の一つです。
人間も猿の末裔だってことを思い出す瞬間です。
動物と人間の差を意識したいところですね。
これは老害によらない部分ももちろんあります。
しかし、脳の働きは30歳をピークに劣化していきますから、加齢による傾向もあるのだそうです。
店員に対して上から目線
飲食店やスーパーなどで、店員に対して横暴な態度をとることがあります。
先日大手ドラッグストアでトイレを貸せないと言われたお婆さんが店員に文句を言っていました。
店の方針を伝えただけなのに、けちょんけちょんに言われた店員が可哀想でした。
相手が若いというだけで批判的
常套句の「最近の若いもんは・・・」のことです。
しかし、「老人による害」も「老人による行動の害」と読みかえなければ「最近の若いもんは・・・」と同じだと思います。
あくまでも「行動」が害なのであって、「人格」が害なわけではありません。
そこを間違えたら老害批判も「最近の若いもんは・・・」と同じでです。
「若いもんは」を「老人は」に置き換えただでで思考回路は変わらないのです。
つまり、老害と変わらないのです。
人格は尊敬した上で、害になる行動に対しては批判する。
それが建設的な人間関係だと思います。
学ぼうとしない
IT世代の若者から取り残される。
プライドが高く教えてもらうことができない。
余計にわからなくなり逆ギレする。
この悪循環は「あるある」ですね。
勝俣州和は老害?老害じゃない?
それでは、勝俣州和さんは老害なのか?老害じゃないのか?というと老害ではありません。
前節でも触れましたが、老害とは老人の「行動」を指すもので、「人格」を指すものではありません。
勝俣州和さん個人を指して老害、老害じゃないという議論自体がおかしいのです。
もし、人格を指すものであれば「最近の若いもんは・・・・」と同じ思考回路です。
それがまさに老害だと思うのです。
老人と若者を入れ替えただけですよね。
勝俣州和さんの行動の中には老害にあたるものもあるかもしれませんし、もちろん私の中にもあると思います。
職場でもプライベートでもそれを建設的に解決できる人間関係を気づきたいものです。
まとめ
この記事では、老害とは「老人による害」のことと定義し、具体例を示しました。
その中で「老人による害」は「老人の行動による害」に読みかえるべきだと筆者の考えを述べました。
その結果、勝俣州和さん個人を指して「老害」という議論自体おかしいと結論しました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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